こんにちは。ズボラガーデナーのえりかです。
スーパーマーケットで売っている「豆苗」という野菜をご存知ですか?
豆苗は一度食べただけで終わらせてしまうのはもったいない!
キッチンガーデニングでうまく育てることによって、2〜3回収穫して楽しむことができるのです。
そんな「豆苗」について、育て方のコツをまとめました。
こんな人におすすめ
- 豆苗が好き
- 豆苗の育て方のコツが知りたい
- キッチンガーデニングを始めたい
豆苗について
そもそも豆苗とは何か?
えんどう豆を発芽させたもの。
以前は中華料理の高級食材であったが、現在日本では水耕栽培で発芽させたえんどう豆の新芽が安価に出回っている。
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/豆苗
スーパーでは、こんな感じでスプラウトとして袋に入れて売られています。
値段はだいたい百円前後です。
スプラウトは種子に蓄えられた栄養と光合成で生成した栄養がダブルで摂れて、とても栄養価の高い野菜です。
その中でも豆苗はボリュームがあり、生でも炒めても美味しい野菜。
ただ、豆っぽい香りがするから好き嫌いが分かれがちかもしれません。
私の家では、愛鳥のオカメインコが豆苗を好んで食べるのでよく買っています。
もちろん人間も食べてますよ。サラダに入れたり炒めたりすると美味しいです。
豆苗の育て方
それでは豆苗の基本的な育て方について解説していきます。
用意するもの
- スーパーで買った豆苗
- ハサミ
- 豆苗を入れる浅い容器
- 水
スーパーで買った豆苗はもともと種の部分が塊になっているので扱いやすいです。
種を購入して育てる場合は、水を切るためのざるや豆苗を育てる専用の容器を用意しましょう。
豆苗を育てるための容器は百均でも売っていますよ。
購入したらやること
豆苗を購入してきました。
袋から出すとこんな感じです。
これを根本からハサミでカットして収穫します。
切る時のコツは
成長点を残して切ること!
切る場所が下すぎると、成長点がなくなってしまうので次に伸びてきません。
成長点とは新芽が伸びる予定のこのような部分。
わきから小さな芽がのぞいていて、今にも伸びてきそうな雰囲気がわかるでしょうか。
この成長点を残すために切りすぎないことが大切です。
目安としては、下から1/4〜1/3程度残すようにしましょう。
収穫した豆苗をすぐに使わない場合は、水を張ったボウルに切り口をつけておくと1〜2日程度もちますよ。
浅い容器に水を張って豆苗の下部分を入れる
容器は、水を張ることができればなんでも良いです。
こちらの容器は、以前買ったお肉が入っていた発泡スチロールのトレーです。
お肉や魚のトレーを使う場合は、汚れていると水が腐敗するのでよく洗って使いましょう!
また、トレーがふにゃふにゃしていると水がこぼれやすくなりますので、しっかりとしたものの方がいいです。
こんなかんじでセット完了です。
種の中に養分が蓄えられているので、肥料や活力剤は不要です。
あたたかい部屋の明るい場所に置く
豆苗を水につけたら窓際などの日が当たる場所におきましょう。
照明の光だとヒョロヒョロになってくるので、太陽光が差し込む場所がおすすめ。
室温は20度くらいが適温です。それより低くても枯れることはほぼありませんが、成長が遅くなってしまいます。
私は我が家の中で最もあたたかいリビングの窓辺に置きました。
毎日の管理
水は毎日変えよう!
豆苗を育てる上で一番重要なのが、水をこまめに変えることです。
私は水替えをサボったせいで何度も失敗したことがありますw
目で見たかんじでは全然汚れていないように見えても、実際は確実に雑菌が繁殖しています。
前日の水は全て捨てて、完全に新しい水に入れ替えるべきです。
「蒸発してしまったらつぎ足そう♪」
なんて思って放置していると、どんどん緑色が薄くなってヒョロヒョロになっていきます。
豆苗は新鮮なお水が好き!絶対に1日1回以上水をかえましょう。
真夏は1日2回くらい変えた方がいいかもしれません。
4日目
まだあまり伸びてきていません。
6日目
ようやくちょっと伸びてきました。
7日目
一旦スイッチが入るとぐんぐん伸びていきます。
だんだん太陽に向かって伸びて斜めになってくるので…
こんなふうに反対向きにしてまっすぐ伸びるようにすると良いです。
9日目
購入した時と同じくらいのサイズになりました!
根っこもかなり伸びてきています。
中にはけっこう大きな葉っぱもありました。
上手に育てると、2回目の栽培もできるようです。
何回まで育てられるか、今度検証してみようと思います。
個人的なおすすめの食べ方
豆苗って、あまりレパートリーがないって思っていませんか?
私の個人的な豆苗活用方法をご紹介しますね。どれもかんたんなのでおすすめです。
味噌汁に入れる
いつもの味噌汁の具として豆苗を入れると美味しいです。
豆苗はすぐに火が通るので、時短にもなります。
サラダに入れる
豆苗は生のまま食べられるので、サラダに入れることができます。
生で食べると加熱した場合に失われる栄養(ビタミンCなど)も摂取することができます。
ただ、生のままだと豆の香りが強いので苦手な人もいるかもしれません。
炒め物にする
豆苗の食べ方としては一般的な食べ方だと思います。
油で炒めると、豆の独特の香りが気にならなくなり、またカロテンを吸収しやすくなるというメリットもあります。
私の好きな料理系YouTuberりゅうじさんがかんたんにできる豆苗の卵炒めを紹介しています。
ぜひ見てみてください↓
インスタントスープに入れる
これはズボラすぎて、料理と呼べるのか怪しいですが…
汁物を作るのがめんどくさいけど、野菜を摂りたいときに
インスタントスープの粉と豆苗を一緒に入れて熱湯を注いで食べています。
熱湯で豆苗が適度にしんなりして普通に美味しいです。
私と同じズボラな人、ぜひやってみてくださいw
まとめ
- 成長点を残してカット
- 水替えはこまめにする
が豆苗を育てるときのコツです。
これさえ守ればだいたいの人は成功すると思います!
生でも加熱しても食べられるので色々なシーンで食事に取り入れてみてくださいね。
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