キッチンガーデンってなに?ベランダや室内で育てられる!料理に使えるおすすめ植物まとめ

キッチンガーデンおすすめな植物

みなさん、キッチンガーデンってご存知でしょうか?

この記事では、キッチンガーデンの魅力とキッチンガーデンでおすすめの植物について紹介していきます。

目次

キッチンガーデンとは

ガーデニンググッズ

毎日の食生活にガーデニングを取り入れることです。

採れたての野菜やハーブなどを栽培し、「食べること」と「栽培すること」の両方を楽しみます。h

全てを収穫するのではなく、必要な分だけを収穫するので何度も楽しむことができたり、

新鮮で栄養豊富な野菜を食べることができます。

省スペースで始めることができるので、気軽に始めてみてはいかがでしょうか。

家庭菜園とどう違う?

移植ごて

家庭菜園とキッチンガーデンの境界は正直曖昧です。

それぞれの特徴をまとめてみました。

キッチンガーデン家庭菜園
場所庭、ベランダ(プランター)、室内畑、庭、ベランダ(プランター)
育てるもの省スペースの野菜、ベビーリーフ、スプラウトなど太陽をたくさん必要とする野菜、大きく育つ野菜、根菜など

畑やベランダで育てるものは正直、家庭菜園と言ってもキッチンガーデンと言ってもどちらでも当てはまるような気がします。

野菜は太陽の光が大好きな種類が多いので、土をしっかり使って育てた方が良い場合が多いです。

キッチンガーデンでは、一度に少量しか使わないハーブや若芽を食べるベビーリーフ、スプラウトといったものが特徴的ですね。

キッチンガーデンは私の中では、室内で小さな鉢で育てたり水耕栽培したりといったイメージが強いです。

キッチンガーデンのメリットとデメリット

メリットデメリット

手軽にガーデニングを楽しめるキッチンガーデン。

今とても人気ですがメリットとデメリットがあります。

メリット

  • 必要な時に少しだけ収穫できる
  • 省スペースで楽しめる
  • 安価に始められる
  • 室内であれば害虫の発生が少ない
  • 身近に置いておけるので管理が楽、楽しい

デメリット

  • 室内だと日光が足りず弱ってしまうことがある
  • 場所をとる野菜は不可またはコスパが悪い

メリット①必要な時に少しだけ収穫できる

ハーブの収穫

これがキッチンガーデンの最大のメリットではないかと思います。

ハーブを例に考えてみましょう。

料理に使うとき、少量だけで十分香りがしますよね。たくさんあると逆にダメにしてしまったり。

フレッシュハーブはスーパーで購入するとかなり値段が高いです。

しかし、一度苗を購入して植えておけば、何度も少しずつ利用できるのでとても便利で経済的です。

メリット②省スペースで楽しめる

ハーブの寄せ植え

例えばベランダの一角や台所の窓辺など、小さな植物であればちょっとした場所で育てることができます。

場所を取らないので邪魔にならないし、やめたくなったらいつでも簡単にやめることができます

また、観葉植物のようにワンポイントで目で見て楽しむこともできますね。

メリット③安価に始められる

豆苗

キッチンガーデンはガーデニング経験がなく専用グッズを持っていない人でもすぐに始めることができます

水耕栽培であればペットボトルやトレーで容器を自作することができますし、植物によってはコップに挿すだけでもしばらく楽しめます。

例えば豆苗、スプラウト、ベビーリーフなどは種子そのものに力があるので肥料などを与える必要もありません。

まずはお金をかけずにやってみて、楽しくなってきたらベランダ・庭に範囲を広げてみると良いでしょう。

メリット④室内であれば害虫の発生が少ない

てんとう虫

野外に比べて室内は圧倒的に害虫が少ないです。

室内にいるような害虫は栽培している植物につくことはあまりありません。

きれいなものを収穫できますし、簡単に無農薬栽培をすることができます

メリット⑤身近に置いておけるので管理が楽、楽しい

野菜の苗

室内であれば毎日姿を観察できるので、日々の成長を発見することができます。

台所であれば皿洗いのついでにコップで水やりをしたり。

ベランダであれば洗濯物を干すついでに水やりをしたり。

ちょっとした時に少しお世話をすればいいので管理が楽ですし、毎日少しずつ変化していく様子を見るのは楽しいものです。

デメリット①室内だと日光が足りず弱ってしまうことがある

次にデメリットについて解説していきます。

一つ目は、室内限定の話にはなりますが、日光が足りなくなる可能性があるということです。

植物は本来野外に生息するもの。日陰に強い植物であれば問題ありませんが、基本的に窓越しでも日光が当たる方が良いです。

窓のない暗い台所に置いていると、高確率で失敗します。

室内で育てる場合は光が差し込む窓辺に置くようにしましょう。

また、日光が好きな野菜やハーブは外で管理するようにしましょう。

デメリット②場所をとる野菜は不可またはコスパが悪い

土を掬う様子

「栽培自体が楽しいからコスパなんて気にしない」という方でしたら問題ないですが

大きな植物になるほどたくさんの土と面積が必要になります。

例えば根菜は土の量と深さが必要ですので庭か畑がないと大変です。

プランター栽培では、大量の培養土、大きなプランター、大量の肥料を準備しなければなりません。となると、大量に栽培しなければ元が取れなくなってしまいます。

コスパを考えるのであれば、育てる植物の種類は選んだほうが良いでしょう。

どんな植物がキッチンガーデンにおすすめなの?

ここからはキッチンガーデンにおすすめな植物の種類を具体的に紹介していきますね。

自分の好きな野菜、気になるハーブなどがあればぜひチャレンジしてみてください。

ベランダで育てられるおすすめ植物

1小松菜

小松菜の種

小松菜は家庭菜園・キッチンガーデンの入門的な野菜です。

緑黄色野菜なので栄養が豊富。特にカルシウムが多いです。

癖がなく色々な料理に使えます。味噌汁やおひたし、炒め物などが代表的。

種はスーパーやホームセンター、百均などどこにでも売っているので手に取りやすいです。

自分で育てた小松菜はスーパーで買ったものより小さいかもしれませんが、柔らかくて新鮮なので生で食べることもできます。

育て方は簡単ですが、虫がつきやすいというデメリットがあります。

育てる場合は、虫が少ない秋〜冬に育てる、春なら防虫ネットをかけるといった対策をした方が良いです。

2ベビーリーフ

ベビーリーフは植物の名前ではなく、まだ大きくなりきっていない若い葉物野菜の総称です。

ベビーリーフ用に数種類の種がブレンドされているのもがホームセンターなどで売っています。

葉っぱが若いので柔らかくて癖がなく、サラダにすると大変美味しいです。

ちょっとおしゃれなレストランのサラダなんかによく入っている印象です。

スーパーでは1パック百円前後しますが、自分で育てれば一袋の種から何回も収穫することができます。

発芽してから早めに収穫するため虫がつく間もない→虫被害が少ない、というのもメリット。

色々な色の葉っぱがぎゅぎゅっと育つ様子は見ていても楽しいです。

3しそ(大葉)

シソの苗

たくさんあっても困るけれど少しあると嬉しい、そんな大葉。

スーパーで買って少しだけ使い、残りは気がつくと干からびて使えなくなっていた…なんて経験ありませんか?
私はよくあります(笑)

大葉の旬は夏。5月ごろに種まきをすると夏に楽しめます。4月以前は寒くて芽が出ません。

大葉を収穫する際はテッペンの成長点を切ると、脇芽が伸びてきて収穫量が増えます。

虫があまりつかないのでおすすめです。

4小ネギ

ネギは採りたて・切りたてが一番美味しいです。冷凍したものとはおいしさのレベルが違います。

スーパーで買った小ネギは根っこがついていることが多いですよね。

根っこの部分を捨てずに土に刺してみましょう

切り口から新しい葉が伸びてきます。

小ネギは再生栽培の代表でもあり、とても簡単に育ちます。

室内で育てられるおすすめ植物

1豆苗

スーパーで購入した豆苗

えんどう豆が発芽したばかりの若菜です。カロテンが豊富。

スーパーでスプラウトとして売られています。

一度収穫しても水耕栽培で再び同じくらいのサイズまで育てることができる超簡単な野菜です。

意外と色々な料理に使えるのも魅力。

豆苗の育て方と料理の例をこちらの記事で紹介しています。気になった方は見てみてください。

2カイワレ大根

大根の種を発芽させたスプラウトです。

サラダに入れるか添え物にすることが多いですね。

ピリッとした大根の風味がアクセントになります。ちょっと料理の彩りが欲しい時にも重宝しますね。

種を蒔いてから1〜2週間程度で収穫できるスピード野菜です。

ザルなどでも育てられますが、百均のスプラウト栽培容器が便利でおすすめです。

3もやし

こちらはレアなケースで窓辺に置かずに遮光して育てます。

もやしの種類にもいろいろあって、一般的にスーパーで売られているのは緑豆ですが、

ブラックマッペ、小豆、レンズ豆など自分で作らないとなかなか食べられないような種類もあります。

普段食べたことがないようなものを作れるところが自家栽培の醍醐味ですね。

まとめ

キッチンガーデンは省スペースで手軽に楽しめることが魅力!

今回紹介したのは特に育てるのが簡単と言われる植物たちです。

他にも美味しくて便利な野菜・薬味・ハーブがたくさんあります。

慣れてきたら、色々な種類にぜひチャレンジしてみてくださいね。

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