こんにちは。ズボラベランダガーデナーのえりかです。
今回はミニバラ・グリーンアイスの冬剪定の方法についてまとめました。
こんな人は読んでみてね
- 狭いベランダしかないけどバラを育ててみたい
- 初心者でも簡単に育てられるミニバラについて知りたい
- グリーンアイスの冬剪定の方法を知りたい
グリーンアイスとは
開花期 四季咲き
樹高 0.6×0.8m
病気 うどん粉病 普通
黒点病 強い
花もち 長い 1週間以上
香り 微香
参考:別冊NHK趣味の園芸バラ大図鑑
ミニバラの中でも強健で育てやすく代表的な品種です。
白い花びらは気温が低いと赤みがかって紅が刺したようになったり
咲き進むと緑色を帯びたりとたくさんの表情を見せてくれる愛すべきバラさんです。
香りはありませんが、その分花もちはいいです。
生育旺盛で病気で悩むこともほとんどないですし、小さめの花をたくさん咲かせてくれる姿はとても可愛らしいです。
まさに初めてバラを育てたい人におすすめのミニバラです。
バラの冬作業の流れ
ベランダでバラを鉢栽培するには、冬の作業が大切になってきます。
これをするのとしないのでは春の花のつき方が変わってきます。
バラの冬作業
- 葉っぱを落として休眠させる
- 剪定する
- 植え替え・土かえ
- 誘引
主にこの4つが冬のうちにした方がいいと言われているお世話になります。
今回はこの中の「剪定」をしていきます。
他の作業についても記事にしていますので気になった方はこちらからみてみてくださいね。
剪定とは?
剪定とは、植物の枝を切って整理することを言います。
剪定をすることでいくつかメリットがあります。
剪定のメリット
- バラの芽を出させるためのスイッチになる
- 自分の好みの樹形にコントロールできる
- 枝が混み合って蒸れて病気になるのを防ぐ
- バラの芽を出させるスイッチになる
バラの芽を出させるためのスイッチになる
バラは剪定をすることで成長のスイッチが入ります。
剪定をしなくても花は咲かないことはないですが、勢いのある枝が出にくくなり満足に咲けないことがあります。
自分の好みの樹形にコントロールできる
狭いベランダでは樹形をコントロールすることがとても重要です。
おおきくなりすぎると通路を通る時の邪魔になったりものに引っかかったりするからです。
棘で怪我をしたり、洗濯物に引っかかって破けたりするリスクもあるので
枝は伸ばしっぱなしにせずにきちんと管理しましょう。
この点ミニバラ・グリーンアイスは小型で普通の草花くらいの大きさですので
大きくなって扱いに困ることは稀だと思います。
大きなバラを育てるのが不安な方は、まずはミニバラを育ててみてバラの成長サイクルとお世話の雰囲気をつかみ取ってみるとよいでしょう。
枝が混み合って蒸れて病気になるのを防ぐ
枝が多く重なっているということはそれだけ株の通気性が悪くなるということです。
バラの代表的な病気に「うどん粉病」という病気がありますが
これは湿気で白いカビが繁殖して葉っぱに付着する病気です。
グリーンアイスはうどん粉病に弱いわけではありませんがなる時はなるといった感じです。
冬のうちに枝を整理しておけば蒸れの防止になりうどん粉病の予防にもなります。
病気は予防が大切!
グリーンアイスの剪定をしよう
それではグリーンアイスの剪定をしていきます。
用意するもの
ハサミ
ゴミ袋
グリーンアイスは枝が細いので剪定用のハサミでなくても簡単に切れます。
私が使っているのはダイソーで買った園芸バサミ。けっこう錆び付いていますがそれなりに切れます。
切った枝はすぐにゴミ袋に入れましょう。洋服にくっついたりすると後から棘が刺さって「イタ!」ってなっちゃいます。
こちらが剪定する前の様子。枝が混み合っていて、変な方向に伸びていますね。
まず、こんな感じの枯れた細い枝はもう不要なのできります。
また、細くてあまり力強さがない枝もカットして整理します。
爪楊枝は実際に比べてみるとそれなりに太さがあります。我が家の株はまだ小さいので、爪楊枝と比べるとおのずと剪定する枝が決まりました。
このような微妙な太さのものも切ってしまいましょう。
枝がクロスしてしまっている部分も切ります。
枯れた枝と細い枝を切るとこのような形になりました。
ここから形を整えていきます。
あまり横に広がると場所をとるので、半分くらいの大きさに切り揃えました。
これで完成です。
ミニバラは小さいから剪定作業もすぐに終わるね!
まとめ
狭いベランダ栽培や初心者の方にグリーンアイスはとてもおすすめです。
冬は必ず剪定をして春の成長を促進しましょう。
バラは難しいイメージがありますが、意外と強くて逞しい植物です。
バラにチャレンジしたいと思っている方、ぜひ一鉢グリーンアイスをお迎えしてみてください。
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