【バラ】セプタードアイルの冬剪定!イングリッシュローズだけど木立性としてコンパクトに管理/ベランダ栽培

バラの剪定セプタードアイル編

こんにちは。ズボラベランダガーデナーのえりかです。

今回は、ベランダ栽培におけるバラの冬剪定の第3弾です。

我が家は広さ約2畳の極狭ベランダ。そんなところでバラを育てています。

小さいバラやミニバラならともかく、シュラブ樹形のイングリッシュローズは狭いスペースでの栽培に不向き…

分かってはいるんですが、どうしてもイングリッシュローズに対する憧れを止められなくてお迎えしたのがセプタードアイル。

できるだけ省スペースに育てるために頑張って剪定をしましたので、そのご紹介です。

こんな人は読んでみてね

  • ベランダでシュラブ樹形のバラを育てたい
  • バラをコンパクトに管理する方法を知りたい
  • セプタードアイルの剪定方法が知りたい
目次

セプタードアイルについて

セプタードアイル開花

基本情報

樹形 シュラブ

開花期 四季咲き

樹高 1.2×0.8m

病気 うどん粉病 普通

   黒点病 普通

花もち 3日〜5日くらい

香り 強香

参考:別冊NHK趣味の園芸 バラ大図鑑

ソフトピンクの可憐な花形がロマンチックなバラ。

ミルラの香りが特徴的なイングリッシュローズです。

雰囲気がとても繊細で、いかにもイングリッシュローズというかんじがして好きです。

昨年は春にとても立派に咲いてくれましたが、秋バラは見せてくれませんでした。

私の管理の仕方があまり良くなかったのかもしれません。

それか、まだ2年目の株なので秋に咲く体力がなかった可能性もあります。

ベランダ栽培は庭栽培とは全然条件が違うので、情報を調べてもその通りにならないことが結構あります(言い訳?w)

なので毎年試行錯誤して記録に残していこうと思います。

セプタードアイルの春の様子が知りたい方はこちらの記事をどうぞ

バラの冬作業について

セプタードアイルつぼみ
つぼみもかわいい

冬に私が最低限しようと思っているメンテナンスはこちら

バラの冬作業

  1. 葉っぱを落として休眠させる
  2. 剪定する
  3. 植え替え・土かえ
  4. 誘引

今回はセプタードアイルのの剪定をしていきます。

他の作業についても記事にしていますので気になった方はこちらからみてみてくださいね。

冬剪定について

セプタードアイル3分咲き

冬剪定のメリットは以下の三つです。

  • バラの芽を出させるためのスイッチになる
  • 自分の好みの樹形にコントロールできる
  • 枝が混み合って蒸れて病気になるのを防ぐ

剪定をするとバラにとって良いことばかり。

あまりにも切りすぎると株が弱ってしまうこともあるみたいなので半分〜1/3程度に高さを調節するイメージで剪定します。

また、細すぎる枝や重なっている枝はカットし全体の大きさを整えます。

冬剪定については以下の記事で詳しく描いているので参考にしてみてください。

イングリッシュローズをコンパクトに管理する戦略

上記は基本的な鉢栽培での剪定方法ですが、セプタードアイルは少し違います。

セプタードアイルはイングリッシュローズなのでシュラブ樹形なのです

シュラブとは?

バラの樹形による分類方法で、木立性とつる性の中間のような性質の樹形のこと。

切り詰めて木立状にしたり、伸ばしてつる状にしたりすることができる。

半つる性とも言われる。

時は遡って昨年の冬。

イングリッシュローズに憧れ、初めてセプタードアイルをお迎えしました。

春は立派な花を咲かせてくれて大満足でした。

しかし、夏から体調を崩し全くお世話ができず、伸ばしっぱなしの状態になってしまいました…

夏剪定なども一切なし。良く言えば自然樹形?

伸び切ったセプタードアイル

その結果、いつの間にかこんな姿になっていました。

太陽を求めて横に伸びまくっています。

ながーい枝がビヨンビヨンしてて危険です。

なんとかしないといけません。

我が家のベランダは極狭なので、こんなに広がられると困ります。

今年の仕立て方は木立スタイル一択です

ここで、セプタードアイルの性質についてみてみましょう。

枝は最初、直立に伸び、上部でしなやかに広がる。

花は枝がしなり横向きに咲く。

私の愛読書、「別冊NHK趣味の園芸 バラ大図鑑」によるとこのような性質があるそうです。

開帳樹形

たしかに、私のセプタードアイルもしなやかな枝をしていてカーブを描くように太陽に向かっています。

このような樹形のバラは、一般的に1/5〜1/4程度に浅く剪定するのが一般的だそう。

でも…コンパクトにするために深めに切ろうと思います!

ベランダではスペースが死活問題なのです。

深く剪定してもちゃんと咲くかどうか実験したいと思います。

実際に剪定しよう

長く伸びた枝

この、ながーくビヨンビヨンした枝を、とりあえず1/2くらいにバッサリ切ります。

枝を半分に切る

半分の大きさになりました。

次に、細すぎる枝、重なっている枝を切ります。

細すぎる枝

こういう枝はいらないですね。

交差した枝

こんな交差した枝も

交差した枝

これも

混み合った枝

これも思いっきりクロスしているのでカット。

一斉に太陽の方に向かっているので枝が混み合っていました。

枝を整理した後

最終的にここまでスッキリしました。

ちょっと切りすぎたかな…

若干心配ですが、必要ない枝を切ったらこうなったんだから仕方ない(開き直る)

これでもやはりまだアンバランスではあるので、次回誘引をしようと思います。

まとめ

今回はセプタードアイルの冬剪定についてご紹介しました。

と言っても狭いベランダで深く切り詰めて管理してみるという試みなので、真似する場合は自己責任でお願いします。

来春に花が咲いたら、また様子をお伝えしますね。

ちなみに…

今回参考にした「別冊NHK 趣味の園芸 バラ大図鑑」はこれ。

別冊NHK趣味の園芸バラ大図鑑

バラの品種紹介だけでなく、 バラの育て方、病気や害虫について、剪定方法などの基本が網羅されていてとても便利です!

初心者はまずこれを一冊買っておけばだいたい対応できると思います。

2014年出版なので新しい品種が載っていないのが残念ですが、それでもおすすめできる本です。

最新版、そろそろ出ないかなあ〜

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