こんにちは。3月になり昼間はポカポカしている日が増えてきましたね。
私は暖かい日が大好き。冬はダダ下がりだったモチベーションがどんどん上がってきます。
この時期に私がやっているガーデニング作業を紹介します。
細かく言うともっとちゃんとしたやり方があるかと思いますが、ガーデニングは趣味ですから、自分のできる範囲で楽しめれば全然OK!
あまり気負わずにやっていきましょう!
虫対策
よく、害虫対策は予防が肝心だと言われます。
一度発生すると、0にすることって至難の業なんですよね。
私が住んでいるのは住宅街なので、あまり大きな虫はいませんし種類も多くはありません。
ただ、毎年やってくるのがアブラムシとハダニ。
あと、バラによってくるのはスリップス。
あいつらの生命力は半端ないです。
ただ、農薬ってあまり使いたくないじゃないですか。
私農薬大好きです!じゃんじゃん振りかけちゃいます!
なんて人いないですよね?
農薬を使うデメリット
体に悪い。
昔、大量の農薬が餃子に混入して食中毒を起こした事例が大きいかも。
妊娠中、子育て中の人は特に気をつけたい。
また、ペットを飼っている人も気になるところ。
環境に悪い。
エコでない、環境破壊につながると言うイメージ。
お金がかかる
農薬を自作する人はいないと思うので、購入するのにお金がかかる。
1ボトル1000円とか、下手すると苗より高いことも。
しかも同じものを何度もかけていると、「耐性」を持った虫が出現してだんだん効かなくなってくるので、数種類の農薬を用意する必要がある。
農薬を使いたくない理由はそれぞれあると思いますが、思いつくのはこんなところですかね。
ただ、ベランダという特殊な環境で農薬を使わずに植物を育てるのはなかなか難しいのが現実。
私も学生の頃は
無農薬栽培で行くんだ!環境にやさしいガーデナーになるんだ!
と意気込んで農薬を全く使っていなかったんですが、その結果どうなったかというと
アブラムシと芋虫祭り
え、私植物育ててるんだっけ?虫育ててるんだっけ?
…と本末転倒になる始末(笑)
よく考えてみれば、特定の害虫が大量に増殖してる時点で環境は崩壊してるんだよね。
自然界でもこんなことにはならんわ。
農薬を使ったら環境に悪いっていうけど、農薬を使わないせいで極悪の環境になってしまってたわ。
…そんな経験から、最近は少しづつ農薬を取り入れて育てています。
ここで農薬について復習!
農薬とは
農林水産省が「これは確実に効果があります」と認めた薬品。(農薬登録)
用法用量を正しく使えばほぼ無害。
散布するときは周りの人にかからないように注意。
ざっくりとこんな感じですかね。病院でもらう薬みたいなイメージ。正しく使えば効果バッチリ。
私は、年に1−2回程度使うにとどめようと思っています。
前置きが長くなりましたが、
私の計画はこうです。
3月:天然成分のニームオイルとハッパ乳剤でアブラムシ対策 (思い出した時に適宜)
4月:バラが咲く前の予防として、幅広い虫に効くべニカXファインスプレーを散布
5月:バラが咲いてる間は何も散布しない(花が痛むので)
花が終わり次第ニームオイルとハッパ乳剤を散布。6月以降も適宜。
お金はかけたくないので、農薬の種類は増やしたくない。なのでこんな感じでテキトーですがやっています。
ニームオイルとは
正確には農薬ではない。
ニームという木の実から取れる天然成分で、殺虫効果は低いが害虫忌避の効果はあると言われている。
人間でいう、民間療法みたいなイメージ。
私が使っているのはこちら
ハッパ乳剤とは
ナタネ油から抽出して作られた農薬。
油の膜で害虫を包み、窒息させて殺すというカラクリ。
物理的な殺虫方法なので、農薬といいつつも他の生き物にはかなり無害でお勧め。
耐性虫も出現しないので何度でも使える。
ハッパ乳剤の詳しい情報はこちら https://hokusan-kk.com/product/archives/items/c06
他にも窒息系の農薬はいくつかあるので、興味がある人は調べてみてください。
べニカXファインスプレーとは
クロチアジニン、フェンプロパトリン、メパニピリムの3種類の殺虫成分を配合。
幅広い虫に効果があり、農薬としてはメジャー。
ミツバチの数が減少傾向である原因と言われるネオニコチノイド系なので、あまり使いたくはない(ミツバチ好きなので)
でも確実に良く効く。
べニカXファインスプレーの詳しい情報はこちら https://www.sc-engei.co.jp/guide/detail/1241.html
農薬にも色々あるんだねー
こんな感じで、普段は環境にやさしいものを使用し、絶対に害虫に犯されたくないバラの時期のみべニカXを使うことにしています。
ニームオイル+ハッパ乳剤を散布
うちはベランダが狭くて植物も多くないので、500mLのペットボトルで溶解しています。
毎回濃度を計算するのが面倒くさいので、最初に計算したら、付箋に書いてわかりやすいところに貼っておく。あとは毎回これをみて作ればOK。
500mLの場合
ニームオイル(ローズディフェンス)
1000倍→0.5mL
ハッパ乳剤
200倍→2.5mL
500mLのペットボトルに水を入れ、その中に薬液を入れます。
シリンジは100均などで売ってます。スポイトでもOK.
先に薬液を入れると、底の方にくっついて混ざりにくいらしいので
先に水を入れたほうが良いです。
そしてペットボトルをシェイク!
こんな感じに白くなりました。
これを、霧吹きに移し替えていきます。
これはIKEAの霧吹きですが、微妙に500mL入らないんですよね…
これをベランダの植物全体にかけていきます。
すでに少しだけアブラムシが発生しているのでそこは重点的に。
あとは葉っぱの裏にも満遍なく、しっかりかけます。
大雨の後くらい株全体がびしょ濡れになったらOK.
肥料と活力剤を与える
これからの成長期、頑張れよ〜と願いを込めて、追肥と活力剤を与えます。
追肥で私が愛用しているのはタブレット型のもの。
草花にはプロミック
バラにはハイポネックスばら専用置肥
を使っています。
バラに関しては、冬の植え替えで元肥を入れている人は入れなくてもOK
肥料は、農薬と違って基本的な成分はどれも一緒なので、自分の好みのものを使えばいいと思います。こだわる人はこだわると思いますけど。
私はタブレットタイプが簡単で楽ちんなので好き。
水やりするときは、活力剤のリキダスと菌の黒汁を希釈してあげます。
リキダスで根と芽を伸ばすように促し、菌の黒汁で土の中の微生物を活性化させるという寸法です!
リキダスは希釈率が高くてコスパがいいし、週1くらいで使うと植物の機嫌もいいので特におすすめ。
菌の黒汁はちょっと値段が高いのと、ホームセンターではあまり扱っていないのですが、いい活力剤ではあります。
まとめ
3月のベランダ作業のご紹介でした!
細かくいうと他にもやったほうがいいことがあるかとは思いますが、
多忙+ズボラな私は最低限の世話で平均レベルの花が楽しめればそれでOK。
ガーデニングに興味のある方が、私の記事を見て
こんな適当でもガーデニングできるんだ!私にもできそう!と思ってもらえたら嬉しいです。
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