こんにちは、えりかです。
投稿が空いてしまい、だいぶ前になりますが、
昨年冬にお迎えしたセプタードアイルが開花した時のレビューになります。
ベランダでバラを育てたい方の参考になったら嬉しいです!
セプタードアイルの基本情報
樹形 シュラブ(半つる)
四季咲き
香り 5/5段階中
作出 1996年 デビッド・オースチン
耐病性 うどん粉:普通、黒星:普通
別冊NHK趣味の園芸 バラ大図鑑
どんどん古いイングリッシュローズが型落ちしていく中で、まだ現役活躍中のバラさんです。
バラ大図鑑では香りの強さがMAXの表記ですが、他の本やネットの情報では中香となっているところもありますね。
私はクラシックな花形、可憐な色、そして四季咲き性という点に惹かれて購入しました。
でも、セプタードアイルをベランダで育てている方の情報がほとんどない…
若干不安に思いながら迎えた初めての春です。
生育環境
福岡県
海が近い住宅地
アパート2階、ベランダ(南向き)
鉢:8号ロングスリット鉢
土:バラの家培養土
肥料:ハイポネックスバラ用
結論、しっかり咲いてくれました!
セプタードアイル開花までの道のり
おそらく初年だからだと思うのですが、芽が動き出すのも蕾がつくのもかなり早かったです。
2月に届いた時点でめっちゃ葉が出てました。
お店ではたくさんのバラを管理するため、剪定する時期が普通より早いそうです。
剪定するのが早いと芽が出るのも早くなります。
来年以降はもう少し遅くなるかもしれません。
こんな感じで、時々病気と害虫の予防をしておりました。
散布していたのは
- ローズディフェンス(ニームオイル)
- ハッパ乳剤(窒息系農薬)
この2種類。
規定量に混ぜて、2種類同時に散布です。
頻度はあんまり覚えていませんが、多分2回か3回くらい散布してると思います。
あまり計画立ててなくて、思いついた時にやるという感じなので…
ズボラですいません。
でも今のところ、うどん粉病も黒星病もなっていません。
アブラムシとハダニは少しついたかな。
でも手で取ったり霧吹きで吹き飛ばしたりすれば大丈夫なレベルでした。
あ!咲き出した!!
1日目(4月12日)
2日目(4月13日)
3日目(4月14日)
4日目(4月15日)
5日目(4月16日)
美しい…
(6日目に散りました)
実は私、今までフランスのバラしか育てたことがなくて
この子が初めてのイングリッシュローズなのです。
イングリッシュローズが良いと言われる理由、わかりました。
こう、「ファサアッ」と咲く感じっていうの?透明感があって、ほんとに美しい。
ありがとう、セプタードアイル。
花持ちについて
イングリッシュローズは基本的に花もちがよくないと言われます。
できれば長期間楽しみたいところだけど
あまり期待しないようにしよう…そう思ってました。
実際花が咲いて思ったのは
意外と花もち良いかも!?
2-3日という情報が多かったので、5日も持ったのは意外でした。
理由として考えられるのは
・購入初年で、成長が早かったために気温がまだ低い時期に咲けた
・そもそも今年はあまり暑くなかった(寒暖差があった)
①購入初年で、成長が早かったために気温がまだ低い時期に咲けた
4月中旬って、多分かなり早いですよね。
前述した通り、お店の剪定は早いので成長が早いです。
福岡県でも花が咲いた頃の気温はまだ20度前半でした。
バラにとって過ごしやすい温度だったと思います。
②そもそも今年はあまり暑くなかった(寒暖差があった)
snsで見たのですが、今年は例年に比べて涼しくて寒暖差があったようです。
秋バラのように花もちがよく香りが立っていると言っている方を見ました。
なるほど。気候によって全然違うのね。
こんなふうに書いていると、本来のセプタードアイルがどんな性質なのかわからなくなってきましたね…
とりあえず私のところでは5日間もったよということで
今後も観察を続けていこうと思います。
かおりについて
ミルラの香りというのも初体験だったわたし。
実際嗅いでみると…
なんとも独特な香り。ちょっとクセがあるかも。
臭いわけじゃないんだけど、ダマスクの香りやフルーツの香りとは全然違って華やかさはないですね。
香りの強さも、強香と言われる品種に比べると少し薄いです。
でもちゃんと香りがあることは分かるし、これ以上強くなるとクセがさらに強く感じられそうな気がするので、この程度がちょうどいい気がします。
花後の植え替えをしました
2月にお迎えした時、すでに葉っぱがたくさん開いていたため、
根をいじるのが怖くて植え替えをしていませんでした。
(いつもは、後でめんどくさくないように休眠中の冬に購入したらすぐに8号鉢に植え替えをしています)
なので今回、1番花が終わった時点で植え替えをしました!
冬以外の活動期の植え替えのポイント
・活動中の根っこを傷めるとダメージが大きいので、根鉢(鉢の形のまま引っこ抜いた状態)を崩さずに植え替える
・花が咲いている時に植え替えるとダメージで花が咲かなくなることがあるので花が終了してから植え替える
この2つがポイントだと思います。
セプタードアイルさんも、根っこを刺激しないようにそーっと植え替えました。
広いお部屋になったよ。のびのび育ってね!
冬の植え替えの記事はこちら
まとめ
念願のセプタードアイルの花を見ることができて満足です。香りもいいけど、特に花型が可憐ですごく好きです。
そして思っていたより花持ちも悪くないことがわかってよかった。
真夏になるとまた違うとは思いますが、夏の様子もそのうち記事にしたいと思います。
ベランダでバラやその他植物を育てているブログです。時々アクアリウムや雑貨のことも書きます。他の記事も見て行ってもらえると嬉しいです!
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