こんにちは。ズボラベランダガーデナーのえりかです。
みなさんはベランダでガーデニングしていますでしょうか?
ベランダって、夏の暑さは酷いし乾燥するしでとても過酷な環境ですよね。
私は何回も色々な植物を枯らしてきました。
そんな中でも何年も枯れずに生き残っているのがローダンセマムです。
私の大好きなお花!
今回はそんなローダンセマムについてご紹介します。
ローダンセマムとは
まずは基本情報を見てみましょう。
園芸分類 草花
形態 多年草
草丈 10-30センチ
花色 白、ピンク、クリーム色
原産地 北アフリカ、スペイン
開花期 3-6月
耐寒性 強い
耐暑性 やや弱い
参考:NHK出版 みんなの趣味の園芸
このようなマーガレットのような形の花が咲きます。
ローダンセマムの中でもアフリカンアイズ、マーキュリー、アプリコットジャムなどなど意外と種類があります。
見た目が可愛い
花茎がスッと長く伸びて咲く姿が華奢で可憐な印象。
切花にもしやすいのがいいところ。
また、葉っぱが普通の緑ではなくシルバーがかっていておしゃれです。
花が咲いていない時期でもカラーリーフとして楽しむことができて一石二鳥。
我が家にあるのはアフリカンアイズです。
本当に優秀なお花なのでみんなに知ってほしい。
乾燥にとにかく強い
私はズボラなため、何度も水をやり忘れて植物を枯らしてしまったことがあります。
しかしそんな私でもローダンセマムはついてきてくれるのです。
真夏でも土が湿っていなければ全く根腐れすることはありません。
また、乾燥すると必ず発生するハダニも、ローダンセマムにはあまりつかないのです。
こんなにも乾燥に強い植物はなかなかないのではないかと思います。
正直、調べるまでは耐暑性が「やや弱い」なことも知りませんでした。
我が家では南向きの灼熱のベランダに置いていますが、ほとんど弱ったことはありません。
おそらく、暑さよりも根腐れさせないことの方が大事なのではないかと思います。
木質化する
多年草なので、何年も管理していると木質化してきます。
株が大きくなると花もたくさん咲くのでそれはいいのですが、あまり何年も経つと株が不恰好になってきます。
部分的に枝葉がなかったり、株の形が偏っていたり。
そうなると、株を更新させる時期です。
若い株の方が成長も早いですし、フレッシュで美しい株になります。
我が家の株は2代目ですが、一年でかなり大きくなりました。
肥料をあまり必要としない
肥料はあまり必要としない印象です。
私は肥料は置き肥を少しと、思い出した時に液肥を上げる程度ですが、毎年春はちゃんと咲いてくれます。
肥料よりも水はけの良い土にすることが生育に大きく影響すると思われます。
私みたいに水やりを忘れがちなズボラには、水はけが良すぎる土というのも考えものですが…
土も普通の古土に腐葉土などを適当に混ぜたもので十分ですね。
年に1回しか咲かない
一年のうち、春しか咲かないというのが唯一のデメリットだと感じます。
暖かくなってくると一気に蕾が上がり始めます。
一斉に咲き誇る姿はとっても綺麗です。
一年に一回というのは残念ですが、その分たくさん咲いてくれます。
それに、シルバーの葉っぱが可愛いので、咲いていない時でも許せてしまいます。
ローダンセマムの成長
我が家のローダンセマムの移り変わりをダイジェストでお届けします。
これは3年前くらいの画像。たぶんお迎えして1年後くらいです。
すでに木質化して根本の茎はカッチカチ。
頑張って剪定していますが、ベランダは日光の当たり方に偏りがあるのでどうしてもいびつになってしまいます。
生育が旺盛すぎて両脇に植えていたビオラが枯れました…
ビオラの生気を吸ってローダンセマムだけがどんどん大きくなるようです(苦笑)
蕾がつき始めた様子。
つぼみがたくさんついてきました。
手の大きさと比較するとこんなかんじ。
ワッサワサですw
もうすぐ咲きそうです!
満開になりました!!すごく綺麗です。
もっと日が当たっている時に撮ればよかったと後悔してます
これは挿し木して増やした苗です。
2本挿してみて、2本とも根付きました!
でも植えるスペースがないので1本のみにしました。
これが現在の姿です。挿し木が十分に大きくなったのでもう安心ということで、古い株はさようならしました。
今後はこの2代目ちゃんに頑張ってもらいます。
まとめ
ローダンセマム、実際にベランダで育ててみて本当に育てやすいお花でした。
見た目も可愛くておしゃれなのですごくおすすめです!
もちろんベランダでなくてお庭でも逞しく育つと思います。
コツは、とにかく乾燥気味に育てること!
みなさんもぜひ、ローダンセマムをお迎えしてみてくださいね。
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