ビオラもネメシアも枯れた…寄せ植えが失敗した原因とは？

秋〜春に咲く草花の定番、ビオラとネメシア。

苗を買ったのが10月26日。わずか一ヶ月の付き合いでした。

今回は、何が原因だったのか振り返ってみようと思います。

10月26日、寄せ植えをしたときの様子

綺麗に咲いています。

園芸店で美しくディスプレイされている寄せ植えに感化され、植えたばかりの時からこんもりとなるように詰め詰めで植えました。

幅はギチギチですが、下の方にはスペースがあるので根が張るスペースはあるだろう、とこの時は思っていました。

それから一ヶ月くらい、こんもりと可憐な花を咲かせてとても楽しませてくれました。

とってもお気に入りだったのですが…

先に異変が起きたのはビオラ。

新しい花が上がってこなくなりました。

葉っぱはまるで霜に当たったかのようにシナシナになっていきました。

九州の11月はまだ最高気温15度程度と暖かいです。

土はだいたい湿っていて、水切れの可能性もない…

次に症状が出たのが、ネメシア。

園芸店で奮発して買った、宿根ネメシアです。一株400円くらいしました。

とても立派な株だったのですが…

だんだん全体の緑色が薄くなってきたので、

「肥料不足かな？」と思い、固形肥料のプロミックをあげました。

しかし緑色の褪色はとまりませんでした。

そして…

枯れましたorz

なぜ枯れたのか？以下考察です

寄せ植えA

実は、ビオラを植える少し前、ローダンセマムと共にカルーナを植えていました。

しかしカルーナも植えた直後から枯れ始め、数週間で完全に枯れてしまったという経緯がありました。

その後、スペースが空いてしまったので、新しくビオラを買って植えたのでした。

しかしそのビオラも虚しく枯れるという結果に…

カルーナだけでなく初心者でも簡単に育つビオラでさえ枯れるなんて、これは偶然ではないですよね。

考えられる原因は、真ん中に位置するローダンセマム。

この子は今年で3年目になる多年草で、直径約20センチ。モリモリと茂っており、茎は木質化しています。

調べましたが、ローダンセマムが近くの植物を枯らすといった性質を持っているという情報は見当たりませんでした。

この子の成長が単に強すぎて、すぐ隣の新参者の苗は成長することができなかったのかもしれません。

水さえ切らさなければなんとかなるかと思ったんですが、なんともならなかったですね…

寄せ植えB

この寄せ植えの不思議なところは、一株を除いて他は問題なく生育しているというところです。

同じネメシアでも2株は枯れていないので、環境が悪かったとは考えにくい…

となると、やはり原因は

苗の詰め込み過ぎ！？

状態の良い、大きめの苗だったので根鉢（地下部分）も大きめでした。なかなか入りきらなくて、ぎゅうぎゅうに押し込んで植え付けた記憶があります。

寄せ植えA、寄せ植えBに共通するのは、

根を張るスペースがあまりないことでした。

でも、それだけで枯れるのはおかしいと思うのです。

だって、小さなポリポットで売ってあるお店の苗も根を張るスペースは少ないですが、

だからといって一ヶ月で急激に枯れることはないですよね？

現に、まだ植え付け出来ずに2ヶ月放置しているアリッサムの苗があるのですが、枯れていません。

徒長して水切れしやすくはなってますが…

そこでもうひとつ考えられるのが、複数の植物同士で密着した、おしくらまんじゅう状態だったということ。

植物が狭い場所に密集していることによって、生存競争が起こり、負けた個体が枯れた…

と考えることができます。

ぎゃー！　地上部がとれました汗

地下部分は購入した時のポットの形のまま出てきました。根が全く張っていなかったということですね…つらい。

まとめ

園芸店で見るような、こんもりとした寄せ植えを作りたかったのですが、失敗してしまいました。

ぎゅうぎゅうに苗を植えるときは注意しなければいけませんね。

鉢をもっと大きいものにすれば、あるいは違う結果になっていたかもしれません。

次回はもう少し余裕を持たせた鉢で、植物同士の間隔も開けるようにしてリベンジしたいです。