こんにちは、ズボラベランダガーデナーのえりかです。
暖冬とはいえ、毎日寒いですね。
植物は冬に成長が鈍くなってやることが少なくなるものですが、バラに関してはやらなければならない作業が結構あるんですよね。
バラの大まかな冬作業
バラの鉢栽培で、冬にやるべき作業は大まかに以下の通り。
- 葉っぱを落として休眠させる
- 剪定する
- 植え替え・土替え
- 誘引
ざっとこんな感じです。
私の住む九州は、寒さが厳しくなるのは1月くらいから。
12月までは結構花が咲いてるので、ギリギリまで花を楽しんでいます。
今年は暖冬で1月でも最高気温が10度以上の日が多いですが、さすがにそろそろ春に向けた準備をしていかなければならないので、やっていきます。
現在の状態
夏に全く世話ができなかったせいで、ボロボロの状態です。
下の葉は水切れで落ちてしまいましたが、上部の葉はまだ残っています。
バラって生命力がすごいね…草花よりも丈夫。
初心者にこそ、バラはおすすめ!
経験上、弱っているバラでも冬にキチンとお世話をしてあげれば春にまた芽が出てきます。
ただ、春からのお世話をさらに怠ると枯れますw
冬から春に向けては、バラを一発逆転させられるかどうかのチャンスというわけですね!(普段からちゃんとしろ)
今日やるのは、冬作業の一つ目「葉っぱむしり」です。
葉っぱむしりのメリット
葉っぱをむしる理由はいかが挙げられます。
- 完全に落葉しなかった葉を取り除くことで、株を休眠させる(気温が高いと葉っぱをとっても休眠しないことがあります)
- 昨年葉っぱについた害虫を葉っぱごと取り除く
- 枝だけの状態の方が剪定・誘因がしやすい
噂によると、むしらなくても構わない、という意見もあるようですね。
しかし、私は絶対にむしらなければならない理由があります。
それは
ハダニがめっちゃついているから!!
ベランダって、庭に比べて害虫は少ないんですがすごく乾燥するのでハダニが大量発生するんです。
害虫だけでなく益虫も少ないからというのもあるかもしれません。
1鉢目:レッド・レオナルド・ダヴィンチ
こちらは、もう1月だというのに蕾がいくつかついています。
まずは蕾をカットして花瓶へGo💨
枝がしなだれていたため角度が微妙ですね。
でも暖かい部屋に入れたのでそのうち開いてくれるでしょう。
冬のレッドレオナルド様は黒バラのような男前の雰囲気ですね。好き。
葉っぱは全てむしっていきます。
生える方向に逆らって引っ張ると簡単にとれますが、取りづらい時はハサミできります。
全てとりました。ゴツゴツした雰囲気の枝ですね。
2鉢目:セプタードアイル
こちらは蕾も新芽もなし。かなりいじけてますね。
ごめんよ。春からちゃんとするからね…
葉っぱを全て取ると、細めの枝が荒ぶっていました。
しなやかでビヨンビヨンしてます。
夏剪定もせず伸ばしっぱなしだったので枝が交差しながら大きく伸びきっていました。
今度、ちゃんと誘因しないといけませんね。
3鉢目:グリーンアイス
こちらはハダニはあまりついてないけど、葉っぱが黄色くなってところどころの枝が枯れています。
葉っぱがなくなると、とてもヒョロヒョロになってしまいました。
枝は爪楊枝くらい細くて頼りないかんじ。
ミニバラはもともと枝が細いとはいえ、これは大丈夫なのか…
グリーンアイスはミニバラの中でも強健な品種。ポテンシャルを信じよう…!
まとめ
バラの冬作業:葉っぱむしりを行いました。
去年のハダニとおさらばして、新しい季節に向けてお世話をしていきます。
今年はバラの品種は増やさずに、弱った子たちのケアを頑張ろうと思います。
次回は剪定作業を記事にしますので、また見てもらえると嬉しいです!
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