みなさん固形石けんって知ってますよね?
保育園とか小学校とかでは手洗い場に必ず固形石けんがぶら下がっていたものですが、今はどうなんだろう…
自宅では体を洗う時にポンプ式のボディソープを使う人が多いと思いますが、私はもう10年くらいは固形石けんで体を洗っています。
なんといってもコスパが神なんですよ。
そんな固形石けんの魅力について語りたいと思います。
固形石けんはなかなか減らない
私が使っているのはこちらの牛乳石けん(赤箱)。
超定番のやつですね。昔からあるので見たことある人多いと思います。
私は現在2人暮らしなんですが、これ一個で3ヶ月くらいもっちゃいます。
圧倒的にボディソープよりも長持ちなんですよね。
数多くの節約家の方がおっしゃっていますが、固形石けんって安いものだと一個100円くらいなのに、すごく長く使うことができます。
でも考えればそうですよね。
固形石けんは石けんというかたまりそのものですが、ボディソープは水に洗浄成分を溶かしたものですからね。
以下で、固形石けんとボディソープの違いを詳しく解説していきます。
ボディソープとの比較
正直、固形石けんもボディソープも安いものから高価なものまでいろいろ。
なのでここでは、参考ということで私が使っている牛乳石けん(赤箱)と、人気ランキング常に上位であるビオレu泡で出てくるボディウォッシュで比較してみます。
値段
お店によってかなり価格が違うと思いますが、今回は楽天ネットスーパーの現時点(2024年1月)の価格で比べたいと思います。
牛乳石けん(赤箱)
3個入り 297円(1個当たり 99円)
ビオレu泡で出てくるボディウォッシュ
600ml 690円(1.15円/1ml)
480ml 448円(0.94円/1ml)
牛乳石鹸が二人暮らしで3ヶ月くらいもつと仮定すると
99円÷90日=1.1円/1日
1.1円÷2人=0.5円/1人
つまり一人当たり1日0.5円。
ビオレuは1プッシュ3mL(ビオレu以外でも一般的な泡タイプのソープは3mL)
一人当たり1プッシュで十分な量だと思いますのでひとり1日3mlとします。
よりお得な詰め替え用の値段で計算してみます。
0.94円×3ml=2.82円/日
つまり一人当たり2.82円。
ということは…
2.82÷0.5=5.64
ビオレuは牛乳石けんの5.64倍!ということになります。
これ結構大きな差じゃないですか?
ビオレuはボディソープとしてはそんなに高級な部類じゃなくて、ファミリー向けの一般的な商品だと思うのですが
それでも圧倒的に牛乳石鹸の方が安いですね。
普通に使える上に値段が1/5以下に抑えられるとなったら固形石けんを使わないわけにはいかないですよね!?
原材料
続いて原材料を比較してみます。
牛乳石けん
石ケン素地、香料、乳脂(牛乳)、スクワラン、水、ステアリン酸、酸化チタン、EDTA-4Na
ビオレu泡で出てくるボディウォッシュ
水、グリセリン、DPG、ラウレス硫酸Na、ココイルグルタミン酸Na、エトキシジグリコール、ラウレス-6カルボン酸、ラウリルグルコシド、ラウラミドプロピルベタイン、エチルヘキシルグリセリン、水酸化K、EDTA-2Na、水酸化Na、クエン酸、エタノール、EDTA-3Na、メチルパラベン、フェノキシエタノール、安息香酸Na、香料
私は化学が大の苦手なので、それぞれの成分がどんなものなのかはよくわかりませんw
それでも、牛乳石けんの方が圧倒的に原材料が少ないですよね。
それだけ不純物が少なくてシンプルだということです。
内容がシンプルであれば、それだけアレルギー反応や肌荒れの原因になるようなものも少なくなるのではないでしょうか。
ビオレuに良くないものが入っているとは思いませんが、添加物の種類が多いほど、肌に合わない人が出てくるというのは言えていると思います。
洗顔にも使える
ボディソープを洗顔に使うという人はあまりいないと思いますが
牛乳石けんは洗顔にも使えます。
特に洗顔にこだわりがなければ体と顔、両方同じ石けんにしてみてはどうでしょうか。
洗顔料もボディソープも、無くなるたびに何度も詰め替え作業をするのは面倒じゃないですか?
一つの石けんに統一すれば詰め替えがいらないので楽ですし、それぞれを買いに行く手間も減ります。
泡立ちは少し悪い
固形石鹸は自分で泡立てなければならないですが、牛乳石鹸はボディソープと比べて少し泡立ちが劣ります。
私の使用感では1分くらい泡立てないといけないかなーという感じ。
お風呂用の体ゴシゴシするやつを使うときは何回か水を追加で垂らさないと泡立ちにくいなと思います。
洗顔するときは、洗顔用の泡立てネットを使うと問題なく泡立ちます。
やっぱり泡立て専用ネットは泡立てやすいんだな、と実感します。
体を洗う場合でも、体用の大きな泡立てネットだったらもっと泡立てやすいかもしれません。
少しでも時短したいという方、1分泡立てるのもストレスになるという方は向いてないかも。
たぶん多くの人は使ってるうちに慣れるんじゃないかなと思います!
私の夫はすごくせっかちな人ですが文句なく使ってくれてます笑
洗顔で私が使っているネットは無印のもの↓
安くて普通に使えるのでおすすめです。
ドロドロになりやすい
石鹸ってだんだん水分を含んでドロドロになりますよね。
特に、石鹸皿に水が溜まるタイプだと、お風呂が終わった後も水に浸かりっぱなしになってすぐにドロドロになってしまう…
これは固形石鹸のデメリットだと思います。
そんなわけで、しっかり石鹸が乾燥するような石鹸皿を探し回ってたどり着いたのがこれ!
無印良品のスポンジでできた石鹸皿です。
スポンジの上に石鹸を置くという画期的なデザイン。これなら絶対にドロドロになりません。
もう何年も使っているので経年劣化してスポンジが黄色くなっていますが…(汗)
スポンジだけ取り替え用も売っているみたいです。
でも、変色を気にしなければ取り替えなくても一生使えますね。
超おすすめです。
四角い形にリニューアルしたっぽい。
口コミ
それぞれの口コミについてもみていきます。
アットコスメさんでの口コミをざっと読んで、一部をご紹介します。
牛乳石けん(赤箱)
星5/7 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️☆☆
香りが心地よくて好き!
洗顔にも使ってみました、すっきり皮脂が落ちた気がします
アトピーだとこれでもピリピリします
乾燥肌で、皮膚科医からおすすめされました
これまじ最強。鬼リピ。
洗顔フォームとボディソープから乗り換えました。経済的で肌もしっとり。
ビオレu泡で出てくるボディウォッシュ
星4.2/7 ⭐️⭐️⭐️⭐️*☆☆
泡で出てくるので時短になります
軽い泡でコスパが悪い
かおりは優しくていい
泡がヘタレやすく、何度もプッシュしてしまう
子供でも使いやすい
ぬるつきが残る。ミノンと同じようなかんじ。
評価は牛乳石鹸の方が高いですね。
安い分、「この値段でこれならOK」と許容する心が広くなるのかもしれません。
おおむね同意できるレビューでした。
なぜボディソープはぬるつくのか?
口コミの中で気になったのがビオレuの「ぬるつく」というレビュー。
これはビオレuが悪いというわけではなく、ボディソープ全般に言えることだと思うんです。
あれはなんでなんだろうと思って調べてみると、界面活性剤が残っているからなんだそう。
対して石鹸は人工的な界面活性剤ではありません。アルカリ成分が残ったとしても肌の皮脂が弱酸性なので中和されてなくなるんです。
石鹸が安全と言われる所以かもしれませんね。
ここに関しては好みや体質によって異なるでしょうね。
まとめ 節約するなら固形石けん!
調べてみると固形石鹸のメリットがたくさん出てきました。
私としては、コスパがいいという部分が一番のメリットだったかなと思います。
節約したい人も、敏感肌の人も、ぜひ一度でいいので固形石鹸使ってみてください!
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